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[画像]  世界文化遺産 ”富士山-信仰の対象と芸術の源泉” を訪れる
  
  
  
  
  
 
 
  
 
<世界遺産>   富士山    浅間神社    富士山自然 1    富士山自然 2    富士山信仰

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世界文化遺産登録 ”富士山-信仰の対象と芸術の源泉”
(世界遺産(17) 2013年登録)
 
富士山‐信仰の対象と芸術の源泉(ふじさん - しんこうのたいしょうとげんじゅつのげんせん)は、

 ・荘厳な富士山は、古代から今日に至るまで山岳信仰の伝統を
  鼓舞し、多様な信仰の対象として崇拝されてきたこと
 ・富士山の図像は、古来から詩、散文などの芸術作品にとって
  創造的感性の源泉であり続け、葛飾北斎、歌川広重により浮
  世絵に描かれた富士山の姿は西洋の芸術の発展に影響をもた
  らしたことが評価され、2013年、文化遺産に登録されました。



構成資産は次の25資産

 1 富士山域
(ふじさんいき)
  1-1 山頂の信仰遺跡群
(さんちょうのしんこういせきぐん)
  1-2 大宮・村山口登山道(現富士宮口登山道)
    
(おおみや・むらやまぐちとざんどう(げんふじのみやぐちとざんどう))
  1-3 須山口登山道(現御殿場口登山道)
    
(すやまぐちとざんどう(げんごてんばぐちとざんどう))
  1-4 須走口登山道
(すばしりぐちとざんどう)
  1-5 吉田口登山道
(よしだぐちとざんどう)
  1-6 北口本宮冨士浅間神社
(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)
  1-7 西湖
(さいこ)
  1-8 精進湖
(しょうじこ)
  1-9 本栖湖
(もとすこ)
 2 富士山本宮浅間大社
(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
 3 山宮浅間神社
(やまみやせんげんじんじゃ)
 4 村山浅間神社
(むらやませんげんじんじゃ)
 5 須山浅間神社
(すやませんげんじんじゃ)
 6 冨士浅間神社(須走浅間神社)
(ふじせんげんじんじゃ(すばしりせんげんじんじゃ))
 7 河口浅間神社
(かわぐちあさまじんじゃ)
 8 冨士御室浅間神社
(ふじおむろせんげんじんじゃ)
 9 御師住宅(旧外川家住宅)
(おしじゅうたく(きゅうとがわけじゅうたく))
 10 御師住宅(小佐野家住宅)
(おしじゅうたく(おさのけじゅうたく))
 11 山中湖
(やまなかこ)
 12 河口湖
(かわぐちこ)
 13 忍野八海(出口池)
(おしのはっかい(でぐちいけ))
 14 忍野八海(お釜池)
(おしのはっかい(おかまいけ))
 15 忍野八海(底抜池)
(おしのはっかい(そこなしいけ))
 16 忍野八海(銚子池)
(おしのはっかい(ちょうしいけ))
 17 忍野八海(湧池) 
(おしのはっかい(わくいけ))
 18 忍野八海(濁池) 
(おしのはっかい(にごりいけ))
 19 忍野八海(鏡池) 
(おしのはっかい(かがみいけ))
 20 忍野八海(菖蒲池)
(おしのはっかい(しょうぶいけ))
●21 船津胎内樹型
(ふなつたいないじゅけい)
●22 吉田胎内樹型
(よしだたいないじゅけい)
●23 人穴富士講遺跡
(ひとあなふじこういせき)
●24 白糸ノ滝
(しらいとのたき)
●25 三保松原
(みほのまつばら)


登録地域の面積は、構成資産 20,638ヘクタール、それを保護する緩衝地帯 49,376ヘクタール。

<霊峰富士として多様な信仰の対象して崇拝されてきた富士山>
 富士山は、その圧倒的な存在感から畏敬の念をおこさせ、霊峰富士として古来から多様な信仰の対象として崇拝されてきました。
 平安時代初期には富士山の噴火を鎮めるため浅間神社が建てられ、平安時代後期には修験道の道場になりました。室町時代には登山道が開かれ登拝する山として庶民に親しまれ、江戸時代には信徒組織・富士講が組織されるようになりました。現在でも多くの登山者が訪れています。

<芸術の源泉となり西洋の芸術作品にも影響を与えた富士山>
 富士山は芸術の源泉となり万葉集や日本最古の物語とされる竹取物語をはじめ数多くの和歌・物語など文学の題材になりました。 室町時代には富士山を題材とした絵画作品が多数描かれ、江戸時代には文学、絵画、工芸、庭園等のモチーフとして多岐にわたって取り上げられています。
特に葛飾北斎、歌川広重により描かれた浮世絵は、西洋の芸術家の作品にも影響を与え、富士山の荘厳な形姿を世界に知らしめています。

   田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける   山辺赤人 (万葉集)

<富士山の姿は特に美しい>
 富士山のような姿をした成層火山で世界遺産に登録されているのは、カムチャッカ火山群(ロシア)、トンガリロ国立公園(ニュージーランド)、エオーリエ諸島(イタリア)などがあります。古富士火山と新富士火山の2世代にわたる噴火活動によって形づくられた円錐型のなだらかな富士山の姿は特に美しいといわれています。       
(日本の世界遺産 HPより)                                
 
 





 21.富士山 ”船津胎内樹型” を訪れる
 
 船津胎内樹型
 (ふなつたいないじゅけい)
  世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
 として2013年6月登録
 山梨県
 南都留郡富士河口湖町
 (撮影 2017.03.19)
 船津胎内樹型は、1673年に、村上光清が現在の船津胎内樹型の中でも最も大規模な溶岩樹型を発見しました。その内部に浅間大神を勧請するとともに、入口付近に無戸室浅間神社の社殿を建立したのが始まりとなっています。
 洞穴内には、浅間大神の化身であり、富士山の祭神である木花開耶姫が祀られています。
また、船津胎内樹型を含む溶岩樹型は、生命の起源となる母胎の臓器にも似ていることから、やがて安産祈願の対象ともなりました。

 溶岩が流れ下る際に樹木を取り込んで固化し、燃えつきた樹幹の跡が空洞として遺存した洞穴を溶岩樹型と言います。
そのうち、内部の形態が人間の内臓を刳り抜いた胎内に似たものが「御胎内」と呼ばれて信仰の対象となり、「胎内巡り」と称して洞内を巡る信仰行為が行われるようになりました。船津胎内樹型及び吉田胎内樹型は、その代表的なものでした。
              (ウィキペディアより) 
(Size :    KB) 船津胎内樹形の入口のある無戸室浅間神社拝殿をむ ”船津胎内樹型内部”を望む





 22.富士山-芸術の源泉 ”吉田胎内樹型” を訪れる
 
 吉田胎内樹型
  (よしだたいないじゅけい)
  世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
 として2013年6月登録
 山梨県
 南都留郡富士河口湖町
 (撮影 2017.03.19)
  吉田胎内樹型 (よしだたいないじゅけい)は、いまから1000年以上も前の937(承平7)年の富士山の噴火の際に流出したとされる溶岩流の東端に形成されました。いくつもの樹木が重なり合って複雑な樹型を作り、それの形ゆえに女性の胎内に例えられ、胎内信仰に繋がっていきました。吉田胎内は富士山を訪れた修行者たちから祈りの対象となり、富士講の講者や御師たちによって守られてきました。現在も一年に一度、吉田胎内祭が開かれています。また、周囲に点在する60以上の樹型を含めた吉田胎内樹型群として、国の天然記念物に指定されています。なお内部は非公開となっています。

 溶岩が流れ下る際に樹木を取り込んで固化し、燃えつきた樹幹の跡が空洞として遺存した洞穴を溶岩樹型と言います。
そのうち、内部の形態が人間の内臓を刳り抜いた胎内に似たものが「御胎内」と呼ばれて信仰の対象となり、「胎内巡り」と称して洞内を巡る信仰行為が行われるようになったのです。
              (富士の国やまなし観光ネットサイトより) 
(Size :    KB) ”吉田胎内樹型”を望む。登山道の中にあります ”吉田胎内樹型”入口を望む。非公開のため閉じられています



 世界文化遺産 ”富士山-信仰の対象と芸術の源泉”  (21.船津胎内樹型 22.吉田胎内樹型)


富士山-芸術源泉(21)、船津胎内樹型 ”無戸室浅間神社の胎内樹形の入口”を望む


富士山-信仰の対象(21)、”船津胎内樹型 人体内部”にて


富士山-信仰の対象(21)、”船津胎内樹型 人体内部”にて


富士山-信仰の対象(22)、”吉田胎内樹型入口”を望む。非公開のため入口は閉ざされています


富士山-信仰の対象(22)、”吉田胎内樹型跡”にて。この背後に入口があります






 23.富士山 ”人穴富士講遺跡” を歩く
 
 人穴富士講遺跡
 (ひとあなふじこういせき)
  世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
 として2013年6月登録
 静岡県 富士宮市人穴
 (撮影 2014.04.11)
 人穴富士講遺跡(ひとあなふじこういせき)は静岡県富士宮市人穴にある富士講に関わる史跡群です。富士宮市指定史跡にしていされています。
また、「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されています。

 人穴は角行が16世紀から17世紀にかけて修行を行い、浄土としたために、富士講信者も聖地とするようになり、参詣や修行が行われました。その信者の多くは吉田口登山道の利用者であり、吉田と人穴を結ぶ道として中道往還が利用されたと考えられています。
 なお、富士講の衰退により、碑塔の建設は1964年以降は行われていないとのことです。
              (ウィキペディアより) 
(Size :    KB) ”人穴浅間神社”を望む ”富士浅間大神碑”と”人穴”を望む





 24.富士山-芸術の源泉 ”白糸ノ滝” を散策する
 
 白糸の滝
 (しらいとのたき)
  世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
 として2013年6月登録
 静岡県 富士宮市上井出
 (撮影 2015.04.11)
 白糸の滝(しらいとのたき)は、静岡県富士宮市上井出にある滝です。隣接する音止めの滝と共に、著名な観光地の1つとして知られ日本の滝百選にも選ばれています。国の名勝、天然記念物に指定されています。
「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されています。

 白糸の滝は上流につながっている川から流れる滝と、断面(溶岩断層)からの湧水による無数の滝が並んでいます。水量は毎秒1.5トン。幅200メートル、高さ20メートルの崖から絹糸を垂らしたように流れる様子からこの名前が付けられています。
              (ウィキペディアより) 
(Size :    KB) ”白糸の滝”を望む 白糸の滝に隣接する”音止めの滝”を望む




 25.富士山-芸術の源泉 ”三保松原” を散策する
 
 三保松原
 (みほまつばら)
 世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
 として2013年6月登録
 静岡県 静岡市清水
 (撮影 2015.04.11)
 三保の松原(みほのまつばら)は、静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地です。その美しさから日本新三景(大沼、三保の松原、耶馬溪)、日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)のひとつとされ、国の名勝に指定されています。また、ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されています。
 なお、「三保の松原」は名勝としての指定名称及び世界文化遺産・構成資産一覧では「三保松原」と表記されています。
              (ウィキペディアより) 
(Size : 4,541KB) 三保の松原、絶景富士山を望む 三保の松原、神の道です





 世界文化遺産 ”富士山-信仰の対象と芸術の源泉”  (23.人穴富士講遺跡 24.白糸ノ滝 25.三保松原)


富士山-芸術源泉(25)、”三保松原”より富士山を望む


(23) 富士山-信仰の対象、”人穴富士講遺跡”にて


(24) 国の天然記念物、”白糸の滝”を望む


白糸の滝に隣接する ”音止めの滝”を望む


富士山-芸術の源泉(25)、”三保松原”より富士山を望む





 
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