Ver 8.1-1280 
  日本語 ・ ENGLISH ・ 中文(簡体) ・ Espanol   
  
 
 
      ( 日  本 )
  
  
    
[画像]  世界文化遺産 富士山-信仰の対象と芸術の源泉 ”富士五湖” を訪れる
  
  
  
  
  
 
 
  

 <世界遺産>   富士山    浅間神社    富士山自然 1    富士山自然 2    富士山信仰

< Next  富士山信仰  >






 
世界文化遺産登録 ”富士山-信仰の対象と芸術の源泉”
(世界遺産(17) 2013年登録)


 
富士山‐信仰の対象と芸術の源泉(ふじさん - しんこうのたいしょうとげんじゅつのげんせん)は、

 ・荘厳な富士山は、古代から今日に至るまで山岳信仰の伝統を鼓舞し、多様な信仰の対象として崇拝さ
  れてきたこと
 ・富士山の図像は、古来から詩、散文などの芸術作品にとって創造的感性の源泉であり続け、葛飾北斎、
  歌川広重により浮世絵に描かれた富士山の姿は西洋の芸術の発展に影響をもたらしたこと

が評価され、2013年、文化遺産に登録されました。



構成資産は次の25資産

  1 富士山域
(ふじさんいき)
    1-1 山頂の信仰遺跡群
(さんちょうのしんこういせきぐん)
    1-2 大宮・村山口登山道(現富士宮口登山道)
      
(おおみや・むらやまぐちとざんどう(げんふじのみやぐちとざんどう))
    1-3 須山口登山道(現御殿場口登山道)
      
(すやまぐちとざんどう(げんごてんばぐちとざんどう))
    1-4 須走口登山道
(すばしりぐちとざんどう)
    1-5 吉田口登山道
(よしだぐちとざんどう)
    1-6 北口本宮冨士浅間神社
(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)
   ●1-7 西湖
(さいこ)
   1-8 精進湖
(しょうじこ)
   1-9 本栖湖
(もとすこ)
  2 富士山本宮浅間大社
(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
  3 山宮浅間神社
(やまみやせんげんじんじゃ)
  4 村山浅間神社
(むらやませんげんじんじゃ)
  5 須山浅間神社
(すやませんげんじんじゃ)
  6 冨士浅間神社(須走浅間神社)
(ふじせんげんじんじゃ(すばしりせんげんじんじゃ))
  7 河口浅間神社
(かわぐちあさまじんじゃ)
  8 冨士御室浅間神社
(ふじおむろせんげんじんじゃ)
  9 御師住宅(旧外川家住宅)
(おしじゅうたく(きゅうとがわけじゅうたく))
  10 御師住宅(小佐野家住宅)
(おしじゅうたく(おさのけじゅうたく))
 11 山中湖
(やまなかこ)
 12 河口湖
(かわぐちこ)
  13 忍野八海(出口池)
(おしのはっかい(でぐちいけ))
  14 忍野八海(お釜池)
(おしのはっかい(おかまいけ))
  15 忍野八海(底抜池)
(おしのはっかい(そこなしいけ))
  16 忍野八海(銚子池)
(おしのはっかい(ちょうしいけ))
  17 忍野八海(湧池) 
(おしのはっかい(わくいけ))
  18 忍野八海(濁池) 
(おしのはっかい(にごりいけ))
  19 忍野八海(鏡池) 
(おしのはっかい(かがみいけ))
  20 忍野八海(菖蒲池)
(おしのはっかい(しょうぶいけ))
  21 船津胎内樹型
(ふなつたいないじゅけい)
  22 吉田胎内樹型
(よしだたいないじゅけい)
  23 人穴富士講遺跡
(ひとあなふじこういせき)
  24 白糸ノ滝
(しらいとのたき)
  25 三保松原
(みほのまつばら)


 登録地域の面積は、構成資産 20,638ヘクタール、それを保護する緩衝地帯 49,376ヘクタール。

<霊峰富士として多様な信仰の対象して崇拝されてきた富士山>
 富士山は、その圧倒的な存在感から畏敬の念をおこさせ、霊峰富士として古来から多様な信仰の対象として崇拝されてきました。
 平安時代初期には富士山の噴火を鎮めるため浅間神社が建てられ、平安時代後期には修験道の道場になりました。室町時代には登山道が開かれ登拝する山として庶民に親しまれ、江戸時代には信徒組織・富士講が組織されるようになりました。現在でも多くの登山者が訪れています。

<芸術の源泉となり西洋の芸術作品にも影響を与えた富士山>
 富士山は芸術の源泉となり万葉集や日本最古の物語とされる竹取物語をはじめ数多くの和歌・物語など文学の題材になりました。 室町時代には富士山を題材とした絵画作品が多数描かれ、江戸時代には文学、絵画、工芸、庭園等のモチーフとして多岐にわたって取り上げられています。
特に葛飾北斎、歌川広重により描かれた浮世絵は、西洋の芸術家の作品にも影響を与え、富士山の荘厳な形姿を世界に知らしめています。

   田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける   山辺赤人 (万葉集)

<富士山の姿は特に美しい>
 富士山のような姿をした成層火山で世界遺産に登録されているのは、カムチャッカ火山群(ロシア)、トンガリロ国立公園(ニュージーランド)、エオーリエ諸島(イタリア)などがあります。古富士火山と新富士火山の2世代にわたる噴火活動によって形づくられた円錐型のなだらかな富士山の姿は特に美しいといわれています。       (日本の世界遺産 HPより)                          
 
     
 
 






 1.山梨県 富士五湖 ”(1−7) 西湖” を訪れる
 
     
     
 富士五湖
 西湖 (さいこ)
 世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として
 2013年6月登録
 山梨県 南都留郡富士河口湖町
 (撮影 2017.3.19)
 西湖(さいこ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある湖で、富士五湖の一つです。面積は富士五湖では4番目の大きさで、最大水深は2番目の深さで 71.7mとなっています。山梨県指定天然記念物フジマリモの群落地でもあります。富士箱根伊豆国立公園の特別地域内にあります。

 かつて富士山北麓には、せの海という広大な湖があり、やがてその西部に溶岩流が流れ込んで分断され、本栖湖が生まれました。さらに平安時代初期の貞観6年(864年)に富士山が大噴火(貞観大噴火)を引き起こし、流れ出た膨大な量の溶岩流によってせの海は大半が埋め尽くされ、この時に埋め残された東端が現在の西湖となっています。精進湖は北側の湾の一つであったとのことです。現在でも雨水による増水時に、それぞれの湖で水位が一定して同じく推移するため、3つの湖は地下でつながっていると考えられています。
   (ウィキペディアより)   
(Size :    KB) 西湖より、夜明けの富士山を望む (西湖西にて) 西湖を望む (西湖湖畔キャンプ場にて)



西湖にて、夜明けの富士山を望む


西湖にて、富士西湖温泉を対岸より望む


西湖湖畔キャンプ場より、西湖を望む






 2.山梨県 ”(1−8) 精進湖” を訪れる
 
     
     
 富士五湖
 精進湖(しょうじこ)
 世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として
 2013年6月登録
 山梨県 南都留郡富士河口湖町
 (撮影 2017.3.19)
 精進湖(しょうじこ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある湖です。富士五湖のひとつで、西から2番目、東から4番目にあたり、富士箱根伊豆国立公園の特別地域内にあります。
 最大水深は15.2mで河口湖と並び3番目の深さで、0.5平方キロメートルと五湖中でもっとも湖水面積の狭い湖です。なお、流入河川および流出河川はありません。

 精進湖は富士山の火山活動によって形成された堰止湖で、本栖湖・西湖と同じ水位となっています。かつては単一の大きな湖(せの海;せのうみ、「背の海」の意か)であったと考えられていますが、富士山の溶岩流でまず南西の本栖湖と分断され、『日本三代実録』に拠る864年(貞観6年)の貞観大噴火の溶岩流によって西湖と分断されたと考えられています。
     (ウィキペディアより)   
(Size :    KB) 構成遺産番号(1-8)、精進湖を望む 精進湖を望む。天気が良ければ正面には富士山が望めます



(1-8) 精進湖を望む。正面には薄っすらと富士山が望めます


(1-8) 精進湖を望む


(1-8) 精進湖を望む。栄養湖でプランクトンが多く、ヘラブナやワカサギ、ブラックバス、タニシなどが生息しているとのことです


(1-8) 精進湖を望む。釣り船と正面には薄っすらと富士山が望めます





 3.山梨県 ”(1−9) 本栖湖” を訪れる
 
     
     
 富士五湖
 本栖湖 (もとすこ)
 世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として
 2013年6月登録
 山梨県 南都留郡富士河口湖町及び
       南巨摩郡身延町
 (撮影 2014.5.31)
 (撮影 2017.3.19)
  本栖湖(もとすこ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町及び南巨摩郡身延町に跨いで存在する湖です。富士五湖の一つで、五湖の最西端に位置し富士五湖の中で最大となる121.6mの水深で面積は3番目の大きさの湖です。
 千円紙幣(E号券)、五千円紙幣(D号券)の裏面に描かれる逆さ富士のモデルとして有名です。
 
  同じ富士五湖の西湖、精進湖と同一の水脈を有しているためか、湖水の水位が連動する傾向があり、これら三湖の湖面標高は、ほぼ同じ約900 mです。この三湖はかつては同一の湖(せの海)であったと古文書等から考えられており、複数回の噴火による溶岩流により現在の三湖に分断されたとのことです。その際の溶岩流の上に形成された森林が今日の青木が原樹海です。なお、この三湖及び流入河川は海に面していない内陸県では唯一の二級水系となっています。
   (ウィキペディアより)   
(Size :    KB) 富士河口湖町側から、本栖湖を望む 身延町側より、本栖湖を望む






本栖湖、身延町側から富士山を望む (1)


富士河口湖町側から本栖湖を望む


かわいい本栖湖の遊覧船を望む


本栖湖、身延町側から富士山を望む (2)






 4.山梨県 ”(11) 山中湖” を散策する
 
     
 富士五湖
 山中湖 (やまなかこ)
 世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として
 2013年6月登録
 山梨県 南都留郡山中湖村
 (撮影 2017.3.19)
  山中湖(やまなかこ)は、山梨県南都留郡山中湖村にある淡水湖です。富士五湖のひとつで、面積は6.57km2あり、富士五湖の中で最大の面積を持っています。また、湖面の標高は富士五湖の中では最も高い位置にあり、日本全体でも第3位の高さを誇ります。逆に水深は富士五湖の中で最も浅い 13.3mです。
 富士箱根伊豆国立公園に指定され、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されています。

 山中湖は相模川の源流となっており、、山梨県では相模川を桂川(かつらがわ)と呼んでいます。また、山中湖は富士五湖で唯一 天然の流出河川を持った湖でもあります。
   (ウィキペディアより)   
(Size :    KB) 山中湖より、富士山を望む。山頂は雲の中です 山中湖の遊覧船を望む




山中湖より、富士山を望む


山中湖を望む(1)


山中湖を望む(2)





 5.山梨県 ”(12) 河口湖” を散策する
 
     
     
 富士五湖
 河口湖(かわぐちこ)
 世界文化遺産
 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として
 2013年6月登録
 山梨県 南都留郡富士河口湖町
 (撮影 2017.3.19)
   河口湖(かわぐちこ)は、山梨県南東部の南都留郡富士河口湖町に属する湖です。富士五湖の1つに数えられる相模川水系の湖となっています。富士箱根伊豆国立公園に指定され、富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にあります。面積は富士五湖では2番目の大きさで、最大水深は精進湖とほぼ同じで 14.6m の深さとなっています。
 河口湖には天然の流出口がないため、現在は、1917年に竣工した第二嘯川(東京電力の放水路)と1994年に完成した嘯治水トンネルを合わせた、嘯(うそぶき)川から構成される放水路により、宮川に放水されています。この宮川は桂川(=相模川)の支流であるため、河口湖は相模川水系に属しています。
   (ウィキペディアより)   
(Size :    KB) 河口湖より、富士山を望む(1) 河口湖より、富士山を望む(2)




河口湖にて、富士山と河口湖大橋(右側)を望む


河口湖自然生活館前より、うの島および富士山を望む


河口湖より、富士山を望む(1)


河口湖より、富士山を望む(2)






< Next  富士山信仰  >
 
 <世界遺産>   富士山    浅間神社    富士山自然 1    富士山自然 2    富士山信仰



Topへ



  
  
  
    Home  Back
  
Copyright (c) e-aruki All Right Reserved by Xinku Yingxing 無断転載禁止