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  ( 南 ア ル プ ス )
  
  
 
第1集  南アルプス ”仙丈ケ岳” を登る
  


南アルプス、仙丈ヶ岳を望む(日本百名山 深田久弥薯78)
  
  
  
 
 


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 1.南アルプス ”仙丈ケ岳” を登る
 仙丈ヶ岳(3,033m)
 (せんじょうがだけ)
 南アルプス国立公園 赤石山脈の北部
 (日本百名山 深田久弥薯78) 
 山梨県南アルプス市
 長野県伊那市
 (撮影 2010.07.18)
 (作成 2021.03.27)

 仙丈ヶ岳または仙丈岳(せんじょうがたけ・せんじょうだけ)は、長野県伊那市と山梨県南アルプス市にまたがる南アルプス国立公園内の赤石山脈の北部にある標高3,033 mの山です。
 北東に小仙丈岳、南西に大仙丈岳の小ピークを従え、さらに大仙丈岳の南側には、南アルプス中部の塩見岳に至る長大な仙塩尾根が連なっています。また、尾根の間には、東側に小仙丈沢カール、北側に藪沢カール、南東側に大仙丈沢カールと三つのカール(圏谷)を擁しています。山容は比較的穏やかですが、西面は急峻で岳沢が沢登りや冬季の氷瀑登攀の対象となっています。高山植物の非常に豊富な山として知られ、男性的な山容の甲斐駒ヶ岳に比べて女性的ななだらかな山容から「南アルプスの女王」とも称されることがあります。日本百名山、花の百名山に選定されています。
     (ウィキペディアより)


(Size : 26,124KB) 仙丈ヶ岳、大仙丈沢カールを望む 仙丈ヶ岳山頂にて
  




 2.北沢峠にて(芦安~広河原~北沢峠)



登山客で賑わう北沢峠です。正面のバスは北沢峠~広河原間を走る南アルプス市営バスです


芦安にて、御勅使川を望む。右側は南アルプス市立芦安小学校の体育館です 南アルプス市芦安にて
< 仙丈ヶ岳について >  ーヤマケイオンラインからの抜粋ですー   

  仙丈ヶ岳は、古くは、甲斐駒ヶ岳の前座として、前山(めえやま)の名があった。その他、お鉢岳の異名もあった。豊かに発達した氷河地形から名づけられたものと思う。仙丈の字にしても、千畳敷からきたものであろう。やはりカールを意味するのではないか。確かに『甲斐国志』も、明治20年出版の『新撰甲斐国地誌略』のいずれも、千丈ヶ岳と記載されている。
 このカールは、高山植物の宝庫である。夏季、藪沢源流部、大仙丈沢、小仙丈沢などに大きなお花畑を見ることができる。
 
 山頂からの眺望はよく、南の方は遠く塩見岳、東は大菩薩連嶺から富士山、近くに白峰三山、北には早川尾根、八ヶ岳、奥秩父の峰々、間近に堂々たる甲斐駒ヶ岳、鋸岳を見る。はるかかなたに峰を連ねるのは、北アルプスの山並みである。伊那谷を隔てて西には中央アルプスが、横一線に並んでいる。
 登山者として早期に登ったのは、明治42年(1909)、日本山岳会創立発起人のひとり、河田黙であった。頂上に前岳三柱大神、明岳大神、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、国狭槌尊(くにのさづちのみこと)と3基の石碑のあったことを記録している。そのほか東芝山岳部が同僚の遭難者の供養のために建てた方位盤などがあったというが、それらのいずれも今はその面影すら残っていない。    
(YAMAKEIONLINEより)



南アルプス登山基地の一つ、広河原にて




山梨交通バス(芦安~広河原)にて 広河原にて(山梨交通:芦安~広河原にて)
南アルプス市市営バス(広河原~北沢峠)にて 市営バス(広河原~北沢峠)より、甲斐駒ヶ岳を望む
       
google地図より(■カーソルセットで写真表示) google地図より(■カーソルセットで写真表示) Google!地図より(■カーソルセットで写真表示)
◆クリックでGoogle Mapが表示されます
(後 記)
 仙丈ヶ岳は、お花が大変綺麗な山のイメージがあり、昔会社の仲間が甲斐駒・仙丈と出かけた時は是非参加したいと思いましたが、日程の都合で参加出来ませんでした。仲間の山行の話を聞き、それからはお花の咲くころに是非行きたいと思っていました。
 仙丈ヶ岳へは、一般車両の規制により、芦安指定駐車場の小学校に車を止め、芦安から広河原、広河原から北沢峠とバスで移動し入山しました。
 当日は天候にも恵まれ青空の中、甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山・富士山・北岳・間ノ岳と南アルプスの山々を眺めながらの歩きでした。小仙丈尾根ルートは最高でした。下山の午後からはガスがわきましたが、特に問題も無く気持ちの良い山歩きでした。

 お花は登山道の近くのあちこちに咲き、目を楽しませてくれました。花の写真は別ページにアップしてあります。               
(2021.03.28)

  【 山 行 記 録 】 コース概要 ( 小仙丈尾根ルート)
 2010年7月18日(日)  
●(行き) 自宅(7/17 20:55) ⇒ (中央自動車道:境川PA仮眠24:40-3:40) ⇒ 4:10芦安駐車場
       芦安車場5:30 ⇒ 広河原6:30 ⇒ 6:50北沢峠

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 北沢峠7:10 → 8:30大滝の頭08:40  → 9:45▲小仙丈ケ岳10:00  → 11:20▲仙丈ケ岳11:35 → 11:55仙丈小屋12:10 → 12:40馬ノ背ヒュッテ → 13:13北沢峠

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●(帰り) 北沢峠14:20 ⇒ 広河原14:50 ⇒ 16:10芦安駐車場 
       芦安駐車場16:50 ⇒ (甲府昭和IC) ⇒ (嘉平IC) ⇒ 自宅(20:10)
 
 晴れのち曇
 南アルプス
 仙丈ヶ岳  (3,033m)
 北沢峠
 単独
 午前中は快晴、午後からはガスが発生



北沢峠 (2032m)、こもれび山荘(旧 長衛荘)です。終点でバスを降りるとすぐ隣にあります


googleマップからの画像です。googleマップからコピーしました
■ 画像クリックでgoogle Mapが表示します ■



「南アルプス北沢峠 (2032m)周辺案内図」です(北沢峠にて)
 





  3.北沢峠より 小仙丈尾根ルート”三合目” へ



北沢峠、小仙丈尾根ルートの入口を望む



樹林帯の登山道を進む



北沢峠を望む。右上が北沢峠のバス停です



樹林帯の登山道です



小仙丈尾根ルート、「三合目」を望む



登山道より、北岳(3,193m)を望む
 、
  4.三合目より、尾根道へ



小仙丈尾根ルート、「四合目」を望む



登山道に生えていた、フキ(?)です



小仙丈尾根ルート、馬の背方面の分岐点、「薮沢大滝ノ頭 (2510m)五合目 」にて



甲斐駒ヶ岳(2,967m)を望む



尾根道を望む



北岳を望む



尾根道より、「馬の背ヒュッテ」を望む



森林限界を超えた尾根道です
   
 





 5.小仙丈尾根ルートにて



左より、鳳凰三山・富士山・北岳を望む



山頂を目指して、尾根道を進



小仙丈尾根ルートより、八ヶ岳(後方)、甲斐駒ヶ岳を望む



鳳凰三山を望む。左より地蔵ヶ岳(2,764m)、観音ヶ岳(2,841m)、薬師ヶ岳(2,780m)を望む。
左側の地蔵ヶ岳の山頂部にはオベリスク(地蔵仏)と呼ばれる巨大な石の尖塔が見えます
 
 6.小仙丈ヶ岳 (2855m) にて



富士山のズームアップです



北アルプス南部の穂高連峰、槍ヶ岳が望めます



富士山、北岳を望む



富士山、北岳を望む



小仙丈ヶ岳 (2855m)、山頂にて 



小仙丈ヶ岳へ続く尾根を望む。左側は小仙丈沢カールです



南アルプスの山々を望む。左より、北岳・間ノ岳とその右側の塩見岳・聖岳を望む



仙丈ヶ岳へと続く稜線を望む。手前は藪沢カールです。仙丈ヶ岳山頂は、右側の人の見えるピークです






 7.仙丈ヶ岳 (3033m)山頂にて




仙丈ヶ岳山頂を望む





仙丈ヶ岳山頂のアップです



仙丈ヶ岳、山頂にて



仙丈ヶ岳、山頂にて




山頂で休んでいたら、綺麗なてんとう虫?が飛んできました 山頂より、仙丈小屋を望む 山頂に咲いていたお花です 山頂にて



尾根道より、藪沢カールにある千丈小屋を望む



仙丈ヶ岳、藪沢カールにて



頂上からの尾根道のピークの一つです。景色が良いため沢山の人が楽しんでいます



登山道に咲くお花です。7月のこの時期、沢山の高山植物のお花が咲いています






 8.仙丈小屋から北沢峠へ



千丈小屋にて、仙丈ケ岳頂上直下の藪沢カールの中に建つ山小屋です



藪沢カールを望む(藪沢小屋~薮沢大滝ノ頭にて)



尾根道から藪沢カールへの道標です



馬の背ヒュッテ~藪沢小屋間の沢を渡っているところです



高山植物等、鹿からの食害を防ぐために「ニホンジカ防護柵」が張めぐされています




林野庁・環境省・南アルプス食害対策協議会の
「ニホンジカ防護柵」の案内板です
馬の背ヒュッテを望む 仙丈薮沢小屋を望む 北沢峠~二合目にて



仙丈薮沢小屋~薮沢大滝ノ頭にて



小仙丈ケ岳方面、馬の背方面の分岐点、薮沢大滝ノ頭(五合目)にて



北沢峠、広河原行きバスを待っているところです
【 日本百名山 深田久弥著 「78 仙丈ヶ岳(3033米)」より 】

 私の好みで、日本アルプスで好きな山は北では鹿島槍(かしまやり)、南では仙丈(せんじょう)である。何よりその姿がよい。単純なピラミッドでもなければ鈍重な容量(マッス)でもない。その姿に軽薄や遅鈍のないところが好きなのである。スッキリとして品がある。ちょっと見ては気づかないが、しばしば眺めているうちに、次第にそのよさがわかってくるといった山である。
 南アルプスの山はたいてい連嶺(れんれい)の形を取っているが、その中で仙丈岳は独立のおもむきをそなえている。もちろん山脈に連なっているのだが、隣峰との間に著しい降下がある。遠くから眺めて、ゆったりとしたスカイラインを引いているのが、いかにもおおらかで重厚である。しかも、その膨大(ぼうだい)な山容が少しも鈍重に見えないのは、みごとなアクセントがついているからだろう。

(続きは図書を入手して読んで下さい)





  お気に入り写真



小仙丈尾根ルートより、甲斐駒ヶ岳を望む



小仙丈尾根ルートより、八ヶ岳を望む。ズームでのアップです



甲斐駒ヶ岳、山頂部のアップです



北岳のアップです



小仙丈尾根ルートより、富士山、北岳を望む





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