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”聖岳” 案内 |
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【日本百名山 深田久弥著 「85 聖岳」より】 |
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聖(ひじり)岳という名前には誰しも引きつけられるだろう。何か崇高で清浄な山が空想される。たしかにその名に恥じぬ立派な山である。聖は聖でも、外国の
saint ではなく、例えば高野聖(こうやひじり)のような意の聖が似つかわしい。
元をただすとそうではなかったらしい。
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大井川の上流からこの山へ沢が入っている。悪い沢の山腹をヘズって(トラヴァースして)行かねばならず、ヘズリ沢と呼ばれた。それがヒジリ沢と変り、その源頭の山がヒジリ岳となったという説を、たしか冠松次郎さんの本で読んだおぼえがある。
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聖岳が何か世俗を脱した高潔な山のように思われるのは、その名前のせいだけではない。それは日本アルプス三千米峰として最南の僻遠(へきえん)の地にあり、容易に近づきがたいという印象からもきているのだろう。日本の高峰中で一番登山者の少ない山かもしれない。
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(続きは図書を入手して読んで下さい)
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■ 登山道からの風景 ■ |
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”聖沢”を下る |
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林道からの風景 (振り返れば快晴、聖岳の山頂は残念) |
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聖沢吊橋を渡る |
聖平小屋にて |
聖沢登山道にて |
畑薙大吊橋にて |
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Yahoo!地図より |
Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) |
Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) |
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後 記 |
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昔、五月の連休南アルプス従走を計画しました。その時の写真です。山行中は天気に恵まれず、聖平小屋に三泊(待機)し下山しました。聖沢下山中に天気はドンドン回復し快晴となりせめてもう一日早ければと悔しい思いをしました。
畑薙大吊橋を渡るとき、橋の上は一枚板でところどころに氷が付着し、相棒の歩く揺れと相まって高いところの苦手な自分は、ビビりながら渡ったことは、一生の思い出となっています。また聖平小屋で待機中三リットルのポリタンクのウィスキーが足らず暇を持てます形になりました。せめて聖岳でも踏んで下山しようということで風雨の弱まったところを見計らい登ってきましたが、ガスの中写真には何も映らず残念。
聖岳へのリベンジはまだ行っていませんが、時期を見て果たしたいと思います。 (2014/9/22)
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内 容 |
コース概要 |
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1982年 4月29日〜
5月4日 |
●(行き) 緑寮 → 静岡駅 ⇒ 千頭駅 (タクシー)⇒ 畑薙第湖:茶臼岳登山口
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<4/30>茶臼岳登山口(畑薙大吊橋) → △茶臼岳 → 茶臼小屋(泊)
<5/1>茶臼小屋 → △上河内岳 → 聖平小屋(泊)
<5/2>雨で待機 聖平小屋(泊)
<5/3>聖平小屋 → ▲前聖岳 → △奥聖岳 → 聖平小屋(泊)
<5/4>聖平小屋 → (聖沢:岩頭滝見台) → 聖沢登山口
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●(帰り) 千頭駅 ⇒ 静岡駅⇒ 緑寮 |
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曇り、雨
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聖岳(ひじりだけ)
3,013m
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明石山脈(あかいしさんみゃく) |
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入山:茶臼岳登山口
下山:聖沢登山口 |
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村瀬さん |
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天候最悪の山行き |
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春の日差しの ”畑薙湖” |
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