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Ver.4-840 
世界遺産を訪ねる・歩く
( 日 本 )
[画像]  No.2  世界文化遺産 ”厳島神社 (いつくしまじんじゃ)” (2)
厳島神社を望む(JR西日本宮島フェリーより)


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 厳島神社に参拝する (2)
 厳島神社(いつくしまじんじゃ)
 世界文化遺産 (1996年)
 広島県 廿日市市宮島
  (撮影 2009.08.10)
 厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、国宝・重要文化財の建造物は20基・美術工芸54点等261点となっています。
 厳島神社の創建は推古元年(593年)、その後、仁安3年(1168年)、平清盛によって寝殿造り様式(平安時代貴族の邸宅建築様式)を取り入れ現存の規模に造営されました。
 社殿が海にせり出すように築かれたのは、「神をいつきまつる島」として崇められていた神聖な土地に建てるのを避けたためだと言われています。
鎌倉時代からは宮島全体が神社地として保護され、農耕が禁じられてきたことから、当時のままの姿で保存されてきました。  (社会法人宮島観光協会HPより)   
  
(Size : 1,020KB) 厳島神社の鳥居 国宝:客神社 [まろうどじんじゃ]を望む
 海中に浮かぶ ”厳島神社”
厳島神社全景(参拝入り口付近からの風景)
             
 厳島神社 入口の風景
【厳島神社の始まり】
 厳島神社は、推古天皇元年(593)、佐伯鞍職[さえきくらもと]によりご創建と伝えられています。
説は、色々ありますが、「いつき島にまつれる神」という意味から、「伊都伎島[いつきしま]大明神」、「厳嶋神社」等呼称され、現在は、「嚴島神社」となっています。
原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていましたので、陸地では畏れ多いと海中に社が建てられました。
 (社団法人宮島観光協会HPより)
参拝入り口(左側は拝観券売り場)
   拝観券売り場 平舞台(正面)から見た鳥居
 1400年の歴史 ”厳島神社”
 厳島神社の廻廊は、国宝に指定されています。東側廻廊は47間[ま](柱と柱の間で、1間は約2.4m)あります。入口は切妻造りで、屋根は檜皮葺[ひわだぶき]で、棟には棟瓦が載せてあります。
 西廻廊は、61間あり、西の端(出口)は、唐破風造り[からはふづくり]になっています。
昔は、西側が入口であったことがうかがえます。東西併せて108間約262mあり、1間・1間に釣灯籠が下げられています。
釣灯籠は、毛利氏が鋳鉄製[ちゅうてつせい]のものを寄進したのが始まりといわれています。現在のものは、大正時代に奉納されたもので青銅製です。 
  (社団法人宮島観光協会HPより)
 廻廊の1間・1間に釣灯籠が下げられています  
           
 厳島神社 廻廊より鳥居を望む
【廻廊の床板】
 厳島神社、廻廊の床板は、1間に8枚敷いてあり、釘は使っていません。板と板の間は少し開いており、潮が高い時や台風時に波のエネルギ−を減免・消波する構造になっていて建物を守る工夫が行われています。(スリット構造)
この床板には釘が使われていません。また、床は二枚重になっていて、本来の床板は下にあるほうで、上に敷いてあるのは養生板(ようじょういた)といい、参拝者が土足で歩いても良いようになっています。これは近年になって施工されたもので、昔は履物を脱いで昇殿していました。   (社団法人宮島観光協会HPより)
■廻廊より鳥居を望む■
枡形 [ますがた] 国宝:客神社 [まろうどじんじゃ]
廻廊より鳥居を望む 廻廊(国宝) 廻廊からの風景
 御祭神は三女神の ”厳島神社”
【厳島神社の御祭神】
天照大神[あまてらすのおおかみ]の娘である宗像[むなかた]三女神
  市杵島姫命[いちきしまひめのみこと]
  田心姫命[たごりひめのみこと]
  湍津姫命[たきつひめのみこと]

                              (社団法人宮島観光協会HPより)
■ 祓殿 ■
  
国宝:客神社 [まろうどじんじゃ] 高舞台(高舞台は、四天王寺の石舞台・住吉大社の石舞台と共に日本三舞台といわれています) 本殿を望む
 厳島神社 案内
  嚴島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社です。廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくるとあたかも海に浮かんでいるよう。背後の弥山の緑や瀬戸の海の青とのコントラストはまるで竜宮城を思わせる美しさです。  (甘日市市観光化HPより)
海中にそびえる大鳥居
学業の神様、天神社 [てんじんじゃ] 上:長さ33mの長橋 [ながばし] 客神社 [まろうどじんじゃ]と五重ノ塔
  
神社入り口    反橋 [そりばし](重要文化財)     世界遺産登録記念
Google!地図より ■Zoom ■Zoom
後  記
 厳島神社には沢山の外国からの観光客がいました。やはりここは外国人から見てもすばらしいところ、花のあるところなのだと思いました。
 青い空、青い海に浮かぶ神社はあでやかな色彩を放っており、日本が世界中の人々に自慢のできるものの一つであると思いました。
 また、ここには国宝が6棟、重要文化財が14箇所と、まさしく日本文化の宝物となっています。ここへは何度でも足を運びたいと思いました。朝日を浴びた厳島神社、夕陽をを浴びた厳島神社、春夏秋冬と想いは駆け巡ります。また来ます。
  (2010.10.20)






















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