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Ver.4 
世界遺産を訪ねる・歩く
( ト ル コ )
[画像]  No.10 世界文化遺産  イスタンブール歴史地域 ”アヤソフィア”
(左:ブルーモスク、中央:アヤソフィア、右:トプカプ宮殿)
 イスタンブール ”アヤソフィア” を訪れる
 『イスタンブール歴史地域』
 (アヤソフィア)
 世界文化遺産 (1985年)
 トルコ イスタンブール市
  (撮影 2010.11.02)
 アヤソフィア(トルコ語:Ayasofya?)は、トルコのイスタンブールにある博物館です。東ローマ帝国(ビザンツ帝国・ビザンティン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設されたもので、帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノポリス総主教座の所在地でありました。東西教会の分裂(1054年の「相互破門」の舞台はまさに当大聖堂だった)以後は、正教会の総本山となっています。
 東ローマ帝国の代表的な遺構であり、ビザンティン建築の最高傑作と評価されています。その歴史と威容から、オスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして利用されていました。  (ウィキペディアより)   
(Size : 1,020KB)  アイソフィア全景(ブルーモスク側から) アイソフィア ドーム内部の様子です
 ビザンチン建築の最高傑作 ”アヤソフィア(全景)”
アヤソフィア全景、ブルーモスク側から望む
アヤソフィアの雄姿 アヤソフィア入場口の様子です アヤソフィア、ドームの頂上部
 イスタンブール ”アヤソフィア” の入口
 アヤソフィアの構造は、イエス・キリストを象徴する東に至聖所、西に正面玄関を持つ伝統的な平面構成となっています。身廊中央部に巨大なドームがあり、これがアヤソフィアの最大の特徴となっています。
 創建当時は単純な四角形平面でありましが、その後、東ローマ帝国、オスマン帝国の時代を通じて、周囲に様々な施設が建て増しされました。内壁は基本的にはオスマン帝国時代に塗られた漆喰仕上げ、大理石仕上げとなっていますが、一部が剥がされ、東ローマ帝国時代のモザイク壁画をみることができるようになっています。   
(ウィキペディアより)
アヤソフィア正面入り口の様子です
入口:左側部分の風景 入口正面 入口:右側部分の風景
 ギリシャ正教総本山だった ”アヤソフィア” 
 ■ 南入口にあります「キリストと皇帝」のモザイク画 ■
 ”アヤソフィア” 聖堂内(1)
■ 聖堂内の様子(入口上部2Fより望む) ■
 ”アヤソフィア” 聖堂内(2)
【キリスト教の大聖堂】

 アヤソフィアは、元来キリスト教の大聖堂であります。最初の聖堂は360年、首都コンスタンティノポリス(コンスタンティノープル)に、コンスタンティヌス大帝の子コンスタンティウス2世の手によって建立されました。
 計画では真円になるはずだったドームは、建築中の歪み、557年12月14日の地震によって聖堂は大きなダメージを受け、558年5月7日に東側のアーチと半ドーム、そして中央ドームの半分が崩壊しました。
 563年には小イシドロスによってドーム基部に立ち上がる4基の塔状バットレスが建設され、これは現在3基が現存しており、堂内の4つの主柱に対応しているとのことです。
   (ACETES TRAVEL HPより)
■ ドームの灯り  ■
  
メッカの方角を示すミフラーブと聖母像(上部) アヤソフィア大聖堂の内部 アヤソフィアを支える大理石の柱
 イスタンブール ”アヤソフィア” 案内
 オスマン帝国のメフメト2世は、1453年 コンスタンティノポリスを占拠しました。そしてコスタンティノポリス総主教庁から大聖堂を没収、モスクへ転用することを宣言しました。このときにアヤソフィア大聖堂に接続する総主教館は破壊され、アヤソフィア内部は十字架が取り外され、マッカ(メッカ)の方向を示すくぼみであるミフラーブが加えられましたが、内部の改修は必要最低限にとどめられました。

 その後、4本のミナレットが建設され、礼拝堂内にはミンバルと呼ばれる説教壇も取り付けられました。アヤソフィア・ジャミィと呼ばれるようになったこの聖堂はトプカプ宮殿の側に位置し、オスマン帝国の君主が毎週の金曜礼拝に訪れ、帝国において最も格式の高いモスクのひとつとされていました。  
(ACETES TRAVEL HPより)
■イスラム・カリグラフィーの円盤(アッラーと預言者マホメットや4人のカリフ(預言者マホメットの後継者)の名が書かれています。円盤は全部で6枚が飾られています)■
アプス半ドームにある聖母子のモザイク画    中央ドーム真下からの眺めです   
  
   アヤソフィアの入場券です アヤソフィア入口です   洞銅版の穴に親指を入れ、一回天させれば願い事が叶うといわれています。    窟
Google!地図より ■Zoom ■Zoom
後  記
 マルマラ海から眺めるアヤソフィアは、トプカプ宮殿とブルーモスクの間、真ん中に位置し、シンプルな美しさを持っていました。現在博物館となっているアヤソフィアは個人的には、キリスト教とイスラム教が同居していると考えていましたので、中の様子を想像するだけでドキドキものでした。

 入場するとキリスト教のタイル画があり、メッカの方向を示すミフラーグが有り、その上にはキリストの聖母像がありと、ここの1400年余りの歴史の重さ、複雑さを感じさせてくれました。
 聖堂の内部は、思いのか暗いな〜と感じました。ローソク、ランプの煙ですすけたのかなと余計なことを考えてしまいましたが、アヤソフィアに来る前にタイル張りの明るいブルーモスクで礼拝(観光)をしたせいかもしれない。
 聖堂内の内壁が漆喰(黒ずんでいる)のためかもしれませんが、その分ここの持つ巨大空間とそう厳さに圧倒され、体が圧迫されそうな気配が伝わってきました。

 アヤソフィアが1400年もの長い間、地震の多い当地でそのまま姿を現在まで保ち続けていることに驚嘆せざるえませんでした。
  (2011.11.05)


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