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【日本百名山 深田久弥著 「96 祖母山」より】 |
日本アルプスの父ウェストンが来朝してまず登ったのは、富士山についで、当時九州第一とされた祖母山であった。
そんな資格を有しながら、この山が案外世に忘れられているのは、その位置が、直ちに人の眼に触れるような有利を持たないからだろう。そして今でこそバスの便宣はあると言うものの、山に近づくまでの遠距離にもよろう。それから又、火を噴く阿蘇、高原の美を持つ九重、と鼎立(ていりつ)しながら、祖母はあまりにつつましく、前二者のような観光的効果に欠けているからでもあろう。
たしかに祖母山は一瞥(いちべつ)直ちに人を惹きつけるという際立った山容ではない。ケレンもなく、奇抜さもない。しかしその滋味はみつめるに従ってじっくりと来る。といった風の山である。こういう山は流行には乗らないが、不易の命を持っている。
祖母山は別名姥ヶ岳(又は鵜羽ヶ岳)とも呼ばれる。祭神豊玉姫命(とよたまひめのみこと)は神武天皇の祖母にあたるところから、山名が来たのだという。昔の記録では姥ヶ岳の方が多く採用されている。
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初春の登山道を進むむ |
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祖母山山頂の三角点 |
下山までの歩数は21,700歩でした |
祖母山山頂にて |
祖母山8合目を望む |
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Yahoo!地図より |
■カーソルセットで航空写真の表示 |
■カーソルセットで航空写真の表示 |
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後 記 |
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祖母山は山深く、険しい山のイメージが有りました。当日は熊本市内のホテルを5時過ぎに出発し、山道を走り峠越えをし2時間半近くの時間をついやし神原の一合目の滝の駐車場に到着しました。道路事情に弱い私は相当な山道を走りやっとの思いで到着しました。
登山当日は駐車場も一杯で人気の有る山なのだなーと関心しましたが、山開きの日と重なっていたための混雑であることが山頂へ行ってわかりました。山頂で役場の職員が登山者名簿に記入するよう名簿を回覧しておりました。山開きの神事には参加せず、下山をしましたが、登山者の姿を見て、この山、祖母山は麓の人に本当に大事にされていることがよくわかりました。こういう日にこの山を登れたのは本当にラッキーだと思いました。 (2012.06.28)
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内 容 |
コース概要 【 神原(こうばる)コース 】 |
日程 |
2012年 5月 3日(水) |
●(行き) [5月3日]
熊本市内ホテル05:20 ⇒ 神原(こうばる) ⇒ 7:40一合目の滝P場(駐車場満車のため、手前林道に駐車)
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一合目の滝P場7:45→ 8:20五合目小屋 → (小休止) → 9:55国観峠10:05 → 10:55▲祖母山(1756m)11:15 → 12:00国観峠 → 13:25五合目小屋13:30 → 14:20一合目の滝P場
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●(移動) 一合目の滝P場14:30 ⇒ 神原(こうばる) ⇒ 15:20岡城竹田) |
天気 |
曇り後晴 |
山名 |
祖母山 (そぼさん)
1,756m |
山域 |
祖母山系 |
入下山地 |
神原(一合目の滝) |
メンバー |
単独 |
メモ |
日帰り
(5/3山開き当日) |
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