Ver.4 
日本の山に登る・歩く
  (58) 北アルプス唯一の活火山 ”焼岳 (2,455m)”に登る
     
  
 
  
  
  
 ”焼岳(2,455m)” に登る
 焼岳(やけだけ) 2,455m
 飛騨山脈(北アルプス)
 (日本百名山:58)
 長野県松本市、岐阜県高山市
 (撮影 2011.07.16)
 焼岳(やけだけ)は飛騨山脈の主稜線上にあり、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山です。 日本百名山に選定されています。別名は硫黄岳。
 山域は1934年(昭和9年)12月4日に、中部山岳国立公園の特別保護区に指定されています。 
(ウィキペディアより)

夏の青空の中、新中の湯ルートを往復し、登ってきました。
(Size: 971KB) 
焼岳(南峰)を望む 焼岳山頂直下の風景
  
 ”焼岳” 南峰を望む
下堀沢出合付近から焼岳南峰(左側)を望む
新中の湯ルート登山口入口にて 新中の湯ルート登山道を進む
  
 ”焼岳”を登る(北峰と南峰のコルへ) 
  
焼岳北峰を望む(登山道は北峰と南峰のコルを目指し進む)
     
 ”焼岳(南峰)”を望む
焼岳南峰を望む(南峰は現在立ち入り禁止となっています)
焼岳北峰を望む  北峰と南峰のコルより、笠ヶ岳を望む
  
 ”焼岳(北峰)” 山頂の風景
山頂からは北アルプスの山々が一望できます
 ”焼岳(北峰)”山頂にて
  
  
■ 山頂の噴煙口を望む。噴煙口の周りには硫黄が見えます ■
  
北アルプスのシンボル 槍ヶ岳を望む 山頂より焼岳南峰とその奥、乗鞍岳を望む
 ”焼岳” の案内
  
【日本百名山 深田久弥著 「58 焼岳」より】
 焼岳は微妙な色彩のニュアンスを持っている。濃緑の樹林と、鮮やかな緑の笹原と、茶褐色の泥流の押出しと、− そういう色が混りあって美しいモザイクをなしている。しかも四季の推移によって、そのモザイクも一様ではない。ある秋の晴れた日、焼岳はまるで五色の着物を着たようにみごとだった。
 あの形なども簡単に見過ごすとただのコブにすぎないが、よく見つめると、岩や亀裂の工合が複雑な山容を作っている。学問の方では鐘状が火山といって、類の少ない火山だそうである。こぢんまりしていて、足元からてっぺんまで山全体を一と目で見得ることも、北アルプスでは珍しい。
 焼岳は附近の群雄に比べたら、取るに足らぬ小兵かもしれぬ。だがこの小兵は他に見られぬ独自性を持っている。まず、日本アルプスを通じて唯一の活火山である。頂上から煙が上がっている山はほかにない。
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1915年(大正4年)6月6日、焼岳の大爆発により泥流が梓川をせき止め堰止湖である大正池を形成したとのことです。
山頂より、火口底を望む 山頂より、上高地を望む
登山口の駐車場 霞沢岳を望む    焼岳山頂 北峰と南峰のコルを望む
Yahoo!地図より ■カーソルセットで航空写真の表示 ■カーソルセットで航空写真の表示
後  記
  焼岳は私がまだ若いころは、登山禁止の山でした。上高地に入ると噴煙を上げた茶褐色の山が、いつも迎えてくれていました。当時は登山禁止ということもあり、特に登りたい山とは考えていませんでした。1992年(平成3年)に北峰への立ち入りが許可され(南峰は立ち入り禁止)たとのことです。

 今回は中尾から新中尾峠で入山する予定ででかけました。車での移動途中、目の前に登山口が現れたため、予定を変更し、新中の湯ルートで登るととしました。2時間半の登りで山頂からは北アルプの山々が一望できました。山頂では素晴らしいひと時をすごすことができました。 次は、中尾から入山したいと思います。
  (2011.10.16)
内  容 コース概要  【駒ケ岳コース】
 日程 2011年 7月15(夜)〜17日 ●(行き)  自宅22:45  ⇒ (加平IC) ⇒  (中央高速) ⇒ 4:30諏訪SA ⇒ 松本IC ⇒ 5:20新中の湯登山口P
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[7月16日]
新中の湯ルート 登山口P5:48
→ 下堀沢出合7:05 → 8:22北峰南峰のコル → 
8:33▲焼岳9:30 →  10:30下堀沢出合10:45 → 11:45新中の湯ルート 登山口P

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●(移動・帰り) 
登山口P12:00 ⇒ 13:00乗鞍高原観光センター(テント泊)
[7/17] △乗鞍岳 ⇒ 乗鞍高原観光センター ⇒ 松本城 ⇒ (中央高速) ⇒  加平IC ⇒ 自宅
 天気 晴れ
 山名 焼岳 (やけだけ)
 山域 飛騨山脈
入下山地 新中の湯ルート登山口
 メンバー 単独
 メモ 登山ルート往復
走行距離往復、約560q
  
  


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