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【日本百名山 深田久弥著 「26 平ヶ岳」より】 |
平ヶ岳は、日本百名山を志した最初から私の念頭にあった。あまり人に知られていないが、十分にその資格がある。
第一、利根源流地域の最高峰である。利根上流の範囲をもっと広く取っても、二千百米を越す山は、平ヶ岳と至仏山と武尊(ほたか)山しかない。あとはたいてい、二千米未満である。
第二、その独自な山容。長く平らな頂上は甚だ個性的である。遠くから望んでも一と目でわかる。苗場山も平らではあるが、少し傾いている。平ヶ岳はほとんど水平である。会津駒から、燧(ひうち)から、至仏から、武尊から、この平らな頂上を眺めて、私はいつかはその上に立ちたいと願っていた。しかし、それはあまりに遠すぎた。
第三は、と私が言いかけると、もう四十年前に平ヶ岳登頂の記録をもった不二さんが横から、「どこの山へもワンサと人が押しかける時代に、まだろくな登山道もないことだね」
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(続きは図書を入手して読んで下さい)
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姫池の様子です (キャンプ地と平ヶ岳山頂を望む |
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たまご石方面を望む |
姫池から続く木道です |
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登山道より、燧ケ岳を望む |
登登山道より、平ヶ岳(左側の山)を望む |
平ヶ岳 山頂にて |
姫池のテント場の様子です |
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Yahoo!地図より |
■カーソルセットで航空写真の表示 |
■カーソルセットで航空写真の表示 |
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後 記 |
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平ヶ岳は山小屋等の宿泊施設は無く、自分の体力では日帰りは難しいため、テント泊での山行と考えていました。このために山行の機会を狙っておりました。7月の海の日の連休を利用し出かけることとしましたが天候が不安定なため最後まで悩みましたが、少雨決行で出かけることとしました。三連休の初日は雨のため移動日とし、夕方自宅を出発しました。
途中ミニ尾瀬公園の駐車場で仮眠をとり、平ヶ岳登山口駐車場へ、道路は舗装されておりましたが相当な山道でした。5時チョット過ぎに登山口駐車場に到着しましたが駐車場はすでに一杯で近くの空きスペースに車を止め、朝食をとり6時前に入山しました。
長い尾根道をひたすら歩き、木道にかかる笹薮を掻き分け進みます。池ノ岳への最後の登りではバテバテになっておりました。しかし山頂に広がる広大な平地と姫池をはじめとする地トウの広がりは疲れを吹っ飛ばす開放感のある美しさでした。ただ平ヶ岳山頂はガスの中で見え隠れしておりました。
この姫池を中心とした風景は登山者が少ないこともあり個人的には大変気に入りました。
今回はワタスゲの群生、チングルマの群生の中を歩くことができ大感激です。次回も残雪と高山植物をもとめ入山したいと思います。 (2012.11.2)
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内 容 |
コース概要 |
日程 |
2012年 7月15日(土)
~16日(日) |
●(行き) [7月14、15日]
自宅(7/14 19:20) ⇒ 西那須野塩原IC ⇒ ミニ尾瀬公園(仮眠23:30-05:00) ⇒ 7/16平ヶ岳登山口P場(5:15)
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【平ヶ岳登山口P場5:55 → 下台倉山(8:30-8:40) → △台倉山1695m(9:45-9:55) → 白沢清水(10:55-11:10)
→ △池ノ岳1695m(12:50-13:30)※テント設営 → ▲平ヶ岳2141m (14:05-14:25) → 池ノ岳(姫池テント場)15:30
<泊>】
●(2日目) [7月16日]
【姫池テント場 5:30 → 白沢清水(6:40-6:50) → △台倉山(7:45-7:55) → 下台倉山(8:50-9:00) →休憩(9:45-9:55)
→ 渓流水浴び) → 平ヶ岳登山口P場(11:35)】
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●(移動) 平ヶ岳登山口P場(11:50) ⇒ (西那須野塩原IC) ⇒ 自宅(18:30) 走行 278km |
天気 |
7/15 :曇時々小雨
7/16 :晴れ時々曇り |
山名 |
平ヶ岳 (ひらがたけ)
2,141m |
山域 |
三国山脈 |
入下山地 |
平ヶ岳登山口駐車場 |
メンバー |
単独 |
メモ |
1泊2日
池ノ岳(姫池)テント場泊 |
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姫池で迎える夜明けです |
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