Ver.4 
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( ト ル コ )
[画像]  No.1  トルコ シルクロード キャラヴァンサライ (隊商宿跡) を訪れる
  
 トルコ  キャラヴァン・サライ(隊商宿跡)を訪れる  (スルタンハン及びアズカラハンを訪れる)
 キャラヴァンサライ(隊商宿)
 シルクロード遺跡
 トルコ アクサライ県
  (撮影 2010.10.30)
 コンヤからカッパドキアへ向かう途中とカッパドキアからアンカレに向かう途中で、かつてのシルクロードを旅したキャラヴァン(隊商)のための宿泊所跡、隊商宿跡(キャラヴァンサライ)を訪れました。
 隊商宿は、10世紀頃からアナトリア(小アジア)地方に多く建てられました。ラクダや馬やロバなどに荷物を乗せ、隊を組んで長い旅を続けていた商人達(キャラヴァン)にとって周辺に何もないようなところに建てられた宿は宮殿(サライ)のように大きく立派な建物としての印象を受けたことから、キャラヴァンサライという名で呼ばれるようになったとのことです。
 隊商宿は、30〜45キロごとに建てられ、現在トルコには約100カ所程残っているとのことです。 
(Size : 969KB)  まるで城壁のような外観です 隊商宿の内部の様子です
 ”スルタンハン”のキャラヴァンサライにて (1)
 コンヤからカッパドキアまで220kmをバスでの移動となりました。今は高速道路となったシルクロードをひたすらバスは走ります。D300号線(コンヤ−アクサライ線)アクサライの手前45kmにある、スルタンハンでトイレ休憩を兼ね、”スルタンハン隊商宿” を見学をしました。 ※スルタンハンはスルタンハヌともいいます
スルタンハン キャラヴァンサライ正面からの風景です。
キャラヴァンサライ正面広場にある国旗です キャラヴァンサライ正面にあるお土産店です(トイレ休憩に利用しました)
 2mほども厚さのある 頑丈な周壁の ”スルタンハン”
 スルタンハンは、スルタン・アラアッディン・カイクバード I 世(在位1219〜1236年)により築かれた隊商宿であります。その後火事で焼け落ち、再建設の際に拡張されたため、トルコ最大の隊商宿となったということです。入場料3トルコリラを払い入場しました。
中央には小さなモスクがあります。(入口正面からの眺めです)  (■カーソルセットで平面図が表示されます)
中庭から列柱ホールを望む 正面左側は個室の部屋となっています
 ”スルタンハン”のキャラヴァンサライにて (2)
 ■ 列柱ホールの内部の様子です ■
入口正面右側は、アーチ状の回廊となっています。   入口正面左側には、個室となっておます。(■カーソルセットで中の様子が表示されます。)
列柱ホールの最深部を望む、正面に明かり取りの窓が見えます。 中庭の小モスク横から列柱ホール方面を望む
 ”スルタンハン”のキャラヴァンサライにて (3)
■ 列柱ホールより、小モスクを望む ■
列柱ホール側から見た、中庭の風景です 小モスク横から、入口方面を望む
 ”アズカラハン” のキャラヴァンサライにて
 カッパドギアからアンカラまで約310キロをバスで移動します。その途中で、アズカラハンのキャラヴァンサライに立ち寄りました。ひっそりと静まりかえった古い村に忽然とそびえている感じでした。
■ アズカラハンのキャラヴァンサライの全景 ■
  
城壁の様な高い塀で囲まれています 入口付近の様子です
正面入り口の様子です キャラヴァンサライの周りの風景です。なんかの遺跡か?
 トルコ  キャラヴァンサライ(隊商宿跡)案内
 キャラヴァンサライは、交易路シルクロードに、盗賊などによる略奪から駱駝の商隊を守るために、各所に宿泊施設として設けられました。堅固な壁に囲まれた隊商宿はまさに城砦そのものであり、商人たちは安心して疲れを癒し、中庭では商取引も行われていたとのことです。
 キャラヴァンサライは旅人や商品の安全を重視して建てられたもので、建物は四角形又は長方形で頑丈な壁や柱で囲まれ、中庭や動物の小屋等も設備されていました。
 セルジュク人達が中央アジアからアナトリアの地に進出し移住を始めた13世紀頃から、キャラバンサライの数は増加し、シルクローダは更に充実したものとなりました。
スルタンハン キャラヴァンサライ 南面を望む。右側には列柱ホールのドームが見えます。
  
スルタンハンにて(1) スルタンハンにて(2) スルタンハン正面入口にて   スルタンハンお土産店 アズカラハンの風景 アズカラハン入口の様子
Google!地図より ■カーソルセットで航空写真を表示します。 ■カーソルセットで航空写真を表示します。
富士山によく似たハサン山(3,268m)を望む (カッパドキア〜アンカラにて)
後  記
 シルクロードへの思いは、昔NHKテレビで放映された番組を見てからで有る。当時、NHKから発刊された本を購入し、一生懸命に読んだ記憶があります。しかしアナトリア地方の記憶は全くありませんでした。
 今回、初めてシルクロードの宿泊施設、隊商宿を見学しました。自分の想像をはるかに超えた堅牢で立派な建物には驚かされました。

 今は、高速道路で1時間で行けるところでも、当時は3日間かけて移動していたことになります。
 日本の宿場町の旅しか頭に浮かばない自分としては、想像のできない旅が行われ、キャラヴァンサライがその旅を支えていたことが、よく理解することができました。
  (2011.03.25)
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