Ver 6.0-940
  
 
 
 日本の歴史を訪ね歩く
    (奈 良 : 飛 鳥 路 、大 和 路)
  
  
    
[画像]   奈良 飛鳥路 ”飛鳥寺” に参拝する
  
  
  
  
  
  
 日本最古の寺院 ”飛鳥寺” に参拝する
 
 飛鳥寺 (あすかでら)
 (飛鳥路) 国指定史跡
 寺院 (日本最古の寺院)
 奈良県 高市郡明日香村
 (撮影 2015.05.02)
 飛鳥寺(あすかでら)は奈良県高市郡明日香村にある寺院です。蘇我氏の氏寺で、日本最古の本格的寺院でもある法興寺(仏法が興隆する寺の意)の後身であります。本尊は「飛鳥大仏」と通称される釈迦如来、開基(創立者)は蘇我馬子であります。

 本尊飛鳥大仏(釈迦如来像)は、年代のわかる現存の仏像では日本最古のものと言われています。
                
(ウィキペディアより)
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甘樫丘より、飛鳥寺を望む 飛鳥寺、本堂を望む



 飛鳥寺 ”正門”より参拝する
 
■ 飛鳥寺、正門を望む。創建時は南面に正門があったとのことです。 ■
 飛鳥寺は飛鳥の代表的なお寺の一つであります。ここは596年蘇我馬子が発願して創建された日本最古のお寺です。寺名を法興寺、元興寺、飛鳥寺、で現在は安居院と呼ばれています。奈良市にある元興寺は平城遷都と共にこのお寺が移されたものです。このお寺はひっそりと建っていますが、近年の発掘調査では、東西200m、南北300m、金堂と回廊がめぐらされた大寺院であったようです。現在の建物は江戸時代に再建した講堂(元金堂)のみを残します。 (春日野 奈良観光HPより)
飛鳥路、現在の正門を望む
飛鳥路、正門より境内を望む
  
         飛鳥寺、駐車場・正門を望む                ”飛鳥大仏開眼1400年”の案内板です               飛鳥大仏標石です
 ※飛鳥大仏標石(上、右側写真)は、江戸時代の寛政4年(1792)飛鳥寺参拝の道しるべとして彫刻された優秀な文字で台石は飛鳥寺創建時(588-1400年前)の礎石を持ちている (現地案内板より)    (◇カーソルセットで拡大写真が表示されます)


 飛鳥寺 ”本堂” を望む
 
■ 飛鳥寺、本堂を望む。中央の3つの石は、創建当初の金堂の礎石とのことです ■
飛鳥寺、本堂を望む
 飛鳥寺本堂には飛鳥大仏が安置されています。創建時に、ほぼこの位置に中金堂があったとのこと。現存する本堂は江戸時代の文政8年(1825)に建てられたものとのことです。
飛鳥寺、本堂の中庭の様子です
  
飛鳥寺、境内の様子です


 飛鳥寺 ”飛鳥大仏 (釈迦如来像)” にて
 
■ 飛鳥寺、本尊(飛鳥大仏を望む。完成は609年、日本最古の仏像です ■
  
本尊の飛鳥大仏です
 
 飛鳥路本尊の飛鳥大仏は、火災によって大きく破損し、頭部と右手指の一部のみが創建当時のままとのことです。 飛鳥寺配布の「飛鳥寺」によると、推古天皇17年(609)に鞍作鳥(止利仏師)によって、高さ3mで、当時銅15t、黄金30kgを用いて造られたとのことです。
飛鳥寺、”阿弥陀如来像”を望む
  
                                                                                飛鳥大仏、仏舎利です
 聖徳太子像を望む (◇カーソルセットで、容姿がアップします)


 飛鳥寺 ”境内” にて
 
■ 飛鳥寺、境内の様子です ■
 
飛鳥寺、万葉池を望む。正門を入り左側にあります
  
        
  
 


 ”飛鳥寺” を望む
 
■  甘樫丘側から飛鳥寺を望む  ■
  
飛鳥寺、安居院の門を望む
飛鳥寺、境内を望む


  奈良 飛鳥路 ”飛鳥寺” 案内
 
【 飛鳥寺の建立】  -古代朝鮮半島の先端技術が導入-
  
 飛鳥寺の建立は、蘇我氏と結びつきが強かった渡来人に繋がる朝鮮半島の百済国などから6人の僧、寺大工、露盤博士、瓦博士、画工などの派遣を受けたと日本書紀に記録されているとのことです。彼らの指導の下に建立されたと考えられている。
 また、聖徳太子の師といわれる高句麗の高僧・恵慈など、既に日本に渡来していた僧もその指導に加わっていたであろうとも推測されています。

  完成後の飛鳥寺は飛鳥時代の日本仏教の先導者となった聖徳太子の師といわれる高句麗の高僧恵慈や、完成時に来朝した百済の高僧恵聡などがこの寺に住して本格的な教学研究の場となったとのことです。     
(飛鳥寺HPより)

 
■ 蘇我入鹿の”首塚”を望む。後方は甘樫丘です ■
  
  蘇我入鹿の”首塚”より、飛鳥寺を望む
■ 飛鳥路、西門基壇跡(石垣部です)を望む ■
  
飛鳥寺、展示品コーナーにて 飛鳥寺、中庭の鐘です 飛鳥寺、正門にて 飛鳥寺、駐車場です。正面は正門です
 
 
  
 
yahoo!地図より yahoo!地図より!地図より(■カーソルセットで写真表示) yahoo!!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
 
           
後   記 
 飛鳥寺は日本最古の寺院、最古の仏像が有るということで飛鳥路の中でも楽しみな寺院としておりました。飛鳥大仏の前で住職のお話を聞き、原形を留めないくらいの痛みを受け修復され、今日に至っている経緯には感服しました。彫りの深い端正なきりりとした顔立ち、他の丸く穏やかな大仏様とは一線を画しています。顔立ちを見ていると苦難を乗り越えてきたからこの顔立ちになったのかと錯覚させられました。

 この時代の一般庶民は竪穴または高床式住居に住んでいたとのことです。そういう所に瓦屋根の建物や五重塔が出現したのですから、飛鳥寺の建立は大和(日本)の国として驚愕すべき出来事であったと思いました。

 奈良の元興寺(世界文化遺産登録)の瓦は日本最古の瓦となっています。この飛鳥寺から平城への遷都により、引き継がれたとのことです。この歴史ある寺院は国指定史跡に指定されていますがもっと重宝すべきではないかと思いました。   (
2015/10/27)

 
 
飛鳥寺本尊、端正な顔立ちの釈迦如来像(飛鳥大仏))を望む

      飛鳥大仏は、西暦605年に日本最古の金銅丈六釈迦如来像として発願され、609年に開眼されました。2008年は「飛鳥大仏開眼1400年」の節目の年になるとのことです。

  
飛鳥寺本堂を望む。手前の石は創建当初の金堂の礎石とのことです
甘樫丘より、飛鳥寺を望む。右手前には蘇我入鹿の”首塚”が見えます


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