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世界遺産を訪ねる・歩く
( 日 本 古都奈良・吉野山 )
[画像]  [世界文化遺産]  古都奈良の文化財  (1) ”春日大社” に参拝する
(春日大社 本殿を望む)
 奈良 ”春日大社(かすがたいしゃ)” に参拝する
 春日大社(かすがたいしゃ)
 古都奈良の文化財
 世界文化遺産 (1998年)
 奈良県 奈良市(奈良公園内)
  (撮影 2011.09.24)
 春日大社(かすがたいしゃ)は、奈良県奈良市の奈良公園内にある神社で、旧称は春日神社です。式内社(名神大社)、二十二社の一社で、旧社格は官幣大社。全国にある春日神社の総本社であります。

 藤原氏の守護神である武甕槌命(タケミカヅチノミコト)と経津主命、祖神である天児屋根命と比売神を祀る。四神をもって藤原氏の氏神とされ、春日神と総称されています。神紋は下がり藤。武甕槌命が白鹿に乗ってやってきたとされることから、鹿が神使とされています。  (ウィキペディアより)   
(Size : 1,305KB)  春日大社 本社大杉と御本殿を望む 春日大社にて 奉納”延命長寿”
 ”神使の鹿” 春日大社に参拝する
 【奈良公園の鹿の由来】

 奈良公園には、1,200頭あまりの鹿がいるとのことです。鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命(タケミカヅチのミコト)が神鹿に乗ってやってきたと伝えられています。それゆえ、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきており、不慮の事故も含め、殺めると厳しい刑罰を受けたとのことです。伝説によると誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓が奈良公園周辺に残っているとのことです。今でも地元の住民は鹿に愛着の念と共に畏敬の念を併せ持っています。   
(ウィキメディアより)

春日大社 ”神使の鹿” を望む(伏鹿手水所にて)
春日大社、”二の鳥居”を望む ”春日大社” 世界遺産登録の石碑です
 春日大社 重要文化財 ”南門” を望む
 【春日大社の始まり】

 
春日大社は、奈良・平城京に遷都された710年(和銅3年)平城京の守護の為に創建された御社です。
 藤原不比等が藤原氏の氏神である鹿島神(武甕槌命)を春日の御蓋山(みかさやま)に遷して祀り、春日神と称したのに始まる。社伝では、768年(神護景雲2年)に藤原永手が鹿島の武甕槌命、香取の経津主命と、枚岡神社に祀られていた天児屋根命・比売神を併せ、御蓋山の麓の四殿の社殿を造営したのをもって創祀としています。   (ならねっとHPより)

■ 春日大社 重要文化財 ”南門" を望む  ■
南門正面、左側を望む 南門手前の柵内は、出現石または額塚など諸説ある”神石”です。
(■ カーソルセットで”神石”がアップします ■)
 春日大社 国宝 ”本殿” を望む
 【春日大社の本殿】

 春日大社の本殿は、春日造で四殿並んで建っております。
  第一殿に武甕槌命 (タケミカヅチのミコト:茨城県の鹿島神宮)、
  第二殿に経津主命 (フツヌシのミコト:千葉県の香取神宮)、
  第三殿に天児屋根命(アメノコヤネのミコト
            :大阪府枚岡(ひらおか)神社)、
  第四殿に比売神  (ヒメガミ:大阪府枚岡(ひらおか)神社
 が祀られています。
 拝殿はなく、一般の参拝者は幣殿の前にて、初穂料を納めて特別拝観を申し込んだ場合は本殿前の中門から参拝することになります。

 ■ 国宝 春日大社”本殿” を望む (◆カーソルセットで境内の案内図が表示されます) ■
 春日大社 ”参拝所” を望む
■ 参拝所を望む ■
本殿にて参拝する 当日行われていました、結婚式の記念写真撮影風景です
 春日大社 回廊(重要文化財) を望む
■ 東廻廊を歩く。春日大社には3,000基あまりの燈籠が奉納されています ■
  
東廻廊にて 樹齢千年ともいわれる”本社大杉” 東廻廊より、本殿を望む
 古都奈良 ”春日大社” 案内
 【春日大社公式サイトより】

 御創建以来当社は、千古の森の中に朱の柱、白い壁、そして自然の檜皮屋根の本殿・社殿が往古と変わらぬ壮麗で瑞々しいお姿で鎮まっておられます。これは、20年毎に斎行される式年造替という制度により、社殿の御修繕、御調度の新調、祭儀の厳修により日本人の命が連綿と受け継がれてきたからです。これにより、清々しくも尊厳ある気が境内に満ち、神様の広大無辺なるお力や有り難さがしみじみと感じられる名社として今日に至っています。また、全国3000に及ぶ春日の御分社、奉納された3000基の燈籠は、その厚い信仰の広がりを示しています。  
   

■ 春日大社 ”一之鳥居”を望む ■
春日大社参道を望む 春日大社への道標と案内者(鹿)
  
春日大社の道標 春日大社、境内の様子 拝観券売場の様子です 春日大社、参道の様子です。鹿が寄って来ます。
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
後  記

 奈良といえば奈良公園の鹿を思い浮かびます。修学旅行で初めて奈良を訪れたとき、街中に遊ぶ鹿の強烈な印象が残っています。この奈良の鹿、春日大社の”神使”として、今日に至っていることを初めて知りました。

 参道を進むと色あでやかな南門が現れ、南門を進むと目の前に参拝所、そしてその奥に本殿が見えて来ます。本殿の廻廊にはおびただしい数の燈籠が見えます。本殿への拝観料を支払い、廻廊の燈籠の中、どのくらいの数なのだろうかと考えながら歩いていました。後日、3,000基ほどの燈籠が奉納されていることがわかりました。50p間隔に並べても1.500mの長さになります。
 春日大社の年中行事、春日万燈籠(ばんとうろう)の時に、境内にある全ての燈籠に火が灯されます。2月の節分の日の「節分万燈籠」と、8月の14・15日の「中元万燈籠」の年2回行われています。次はぜひこの時期に訪れたいと思います。   
(2011./12/27)

春日大社 西回廊の燈籠を望む 


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