Ver 3.0-840 
  Home Back 
        日本の花の中を歩く
  
(撮影:2008年4月5日) 
  

 神田の”大イトザクラ(しんでんのおおいとざくら)”
 
 山梨県北杜市小淵沢町松向地区にある垂れ桜で、樹齢400年のエドヒガザクラの変種とのことです。山梨県内でもまれに見る巨木で樹形も良く、昭和34年山梨県の天然記念物に指定されています。中央線の車内からもよく見え、時期には車内アナウンスが流れるとのことです。(タウンページHPより
 
 
田園の真ん中に有る桜
 神田の大イトザクラは南アルプス、八ヶ岳を見渡せる田園の中に堂々と立っています。




 
開花にはまだ早かった!
 
 
 標高810m、田園の中の一本桜
 
 根廻り8m ,枝張り20m余り、山梨県内でもまれに見る巨木で樹形も良い。4月中旬から下旬が見頃で毎年見物客で賑わう。田圃の真ん中に位置し、八ヶ岳をはじめ周辺の景観は素晴らしいのにつきます。
 
 
  
■Zoom(現地案内板)
 
 
 
 
 
 
神田の大イトザクラの履歴書
○樹種 エドヒガン
○樹高 9m
○目通り幹囲 7.5m
○推定樹齢 400年
○所在地の地名 山梨県北杜市小淵沢町松向(しょうこう)神田(しんでん)
○山梨県指定天然記念物(1959年2月9日指定)
 
 
 

 
 

 八ヶ岳を背景とした銘木
 
 
 
 神田の大イトザクラは、見る方向により南アルプス、八ヶ岳、富士山と、どれも第一級の景色の中に立っています。立地の良さ、姿の美しさは、名木の名に十分値します。風雪に耐え、いつまでもこの樹勢を保っていて欲しい。
 
 
 
 

 ”神田の大イトザクラ” 案内
  
 
 JR中央線で、東京方面から電車に乗ってくると小淵沢駅に着く2分〜3分前くらいに進行方向右側に見えてきます。

『かつて神社への供米を産する神田の畔に、御神木として植えられたといわれる、神田の大イトザクラ(県指定天然記念物)な、幹の途中で三支幹に分かれ、それぞれの枝が、四方に傘のように垂れ下がる優美な樹形で人気が高い。
 暦のなかった時代、サクラの開花は、農作業の開始を知らせる重要な指標であった。そして、咲き具合をみて農作物のできも占った。この土地に伝えられる、「本花一斉に開くときは豊年なり」は、サクラと人との深いつながりを物語っている
』 (山日カラーブックス「やまなしの桜」より)
 
 
 神田の大イトザクラの脇を 甲斐駒ケ岳を背景にJR中央線が走る
 
 
 
 
Yahoo!地図より ■Zoom ■Zoom
 
 
 
後 記
 
 訪れた時、数輪のかわいいサクラは咲いていましたが、開花はまだでした。ここは標高810mと高いため山梨県の他所より、開花が遅いようです。
 サクラは残念でしたが、南アルプス、八ヶ岳、富士山(当日は見えませんでした)にとりかこまれ、見事な景観を放っている地です。
 青空、山々の残雪、そしてサクラの三拍子がそろった時期に又来て見たい。素晴らしい景観の地です。

 


Topへ



  Back
Copyright (c)  e-aruki Inc. All Rights Reserved. 無断転載禁  (by Xinku Yingxing)