Ver 6.0
  
 
 
  日本の山に登る・歩く
    ( 北アルプスの山 )
  
  
    
[画像]   (52) 北アルプス ”水晶岳 (2,986m)” を登る
  
  
  
  
  
  
  
   
  
北アルプスのど真ん中 ”水晶岳”を登る
 
 水晶岳(すいしょうだけ)
 別名:黒岳
 標高2,986m
 飛騨山脈(北アルプス)
 (日本百名山:52)
 富山県富山市南東部
 (撮影 2015.07.23〜26)
 水晶岳(すいしょうだけ)は富山市南東部に位置する標高2,986mの飛騨山脈(北アルプス)の山です。山域は中部山岳国立公園に指定され、日本百名山に選定されています。 別名で黒岳とも呼ばれています。

 山の上部で水晶が採取されることが山名の由来となっています。また、山肌が黒いことが別名”黒岳”の由来となっています。      
(ウィキペディアより)

 近くまでは行ったり、横を通り過ぎたりと、なかなか登れませんでした。今回やっと頂上に立つことができました。
(Size : 3,442KB) 
水晶岳(正面奥)を望む 水晶岳山頂にて。足場の悪い岩場の山頂です


  新穂高温泉〜鏡平小屋〜双六小屋 にて
 
■ ドシャ降りの中、鏡平小屋を目指す。シシウドヶ原で休息のひと時です ■
<水晶岳について>
 
 水晶岳は黒部川源流部での最高峰で富山市の最高地点です。標高3,000m未満の山としては、2,999mの剱岳に次ぐ高さの山となっています。山頂は切り立った岩の双耳峰で、三等三角点(点名は水晶山、所在地は富山県富山市大字有峰字黒部谷割10)のある北峰は2,977.7m 測定点である南峰は2,986mとなっています。東斜面にはすり鉢状の圏谷地形(カール)があります。
  山の上部は森林限界のハイマツ帯で、山頂の岩場からは飛騨山脈の大部分の山を見渡すことができます。南西に黒部五郎岳の圏谷地形を正面から望むことができ、北側に赤牛岳の赤い岩肌を望むことができます。       
(ウィキペディアより) 
  
 

 
下左:鏡池にて、何も見えず             下右:双六小屋到着です 鏡平山荘)にて、土砂降りの中の出発でした
双六小屋〜三俣山荘分岐にて 双六小屋キャンプ場にて
 


  水晶岳へ(三俣山荘〜鷲羽岳を進む)
 
■ 三俣山荘キャンプ場より、鷲羽岳を望む ■
  
鷲羽岳登山道より、三俣蓮華岳(2,841m)を望む
 

 
上:三俣山荘とキャンプ場 下:越冬ビール(格安でした)と鷲羽岳山頂にて  ”鷲羽岳”山頂を望む
鷲羽岳山頂より、槍ヶ岳を望む。手前は鷲羽池です


  水晶岳へ(鷲羽岳〜ワリモ岳を進む)
 
■  鷲羽岳より、水晶岳を望む。左手前のピークはワリモ岳です ■
  
ワリモ岳頂上を望む ワリモ岳頂上の岩場をトラバースする
鷲羽岳から水晶岳の稜線を進む
 
ワリモ北分岐にて。黒部川源流の上部です


水晶小屋付近より、水晶岳を望む。別名黒岳といわれるように山塊は黒色です


  北アルプス、登山道で見つけたお花
 
■  ”ミヤマリンドウ” が咲いていました ■


花見平(鏡平小屋〜双六小屋)にて、色とりどりの御花が群生していました
  
   タカネツメクサです
三俣蓮華岳のお花畑です。右上が山頂になります
タカネシオガマ”を望む
 【北アルプス:登山道で見つけたお花です】
  
ウサギギク?です コバノコゴメグサです ハクサンイチゲです シナノキンバイです
中道ルート(双六小屋〜三俣山荘)で出会ったライチョウの親子です。登山道で砂遊びをしくつろいでいました
 


  ”水晶岳” 山頂にて
 
■ 水晶岳山頂を望む ■
水晶岳山頂をズームアップする
水晶岳山頂近くで見つけた岩石です。水晶岳の上部では水晶が採取されていたとのことです。 (◆カーソルセットで岩石が拡大します)
水晶岳山頂にて
  
山頂より、黒部ダムを望む
水晶岳山頂の風景、岩石で足場が非常に悪い所です
水晶岳山頂より、鷲羽岳・槍ヶ岳を望む
 


  ”水晶岳” 案内
 
【日本百名山 深田久弥著 「52 黒岳」より】
  
 黒岳は南北二つの岩峰から出来ていて、その北峰にある三角点の二九七八米が、この山の高度と見なされている。しかしその三角点から眺めると南峰の方が優に二十米は高い。すると黒岳の最高点は三千米を越えていることになる。三千米峰の少ない北アルプスで、この高さはもっと尊重されていい。
 高さだけではない、また一番奥深い山でもある。大ていの山は、その頂上から俯瞰(ふかん)すると、平野か、耕地か、煙の立つ谷か、何か人気(ひとけ)臭いものを見出すが、黒岳からの眺めは全くそれを絶っている。四周すべて山である。文字通り北アルプスのどまんなかであって、俗塵(ぞくじん)を払った仙境に住む高士のおもかげをこの山は持っている。
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(続きは図書を入手して読んで下さい)

 
■ 水晶岳登山道より、水晶小屋を望む ■
北アルプスの山小屋では、荷揚げの最中でした
   
水晶小屋では、ヘリコプターによる荷揚げの真っ最中でした。珍しいシーンでしたのでカメラに収めました
  
三俣山荘と鷲羽岳を望む 双六小屋の水場です 水晶岳山頂にて 槍のポーズで記念撮影です
  
 
Yahoo!地図より Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示) Yahoo!地図より(■カーソルセットで写真表示)
  
 
 
           
後   記   
 久しぶりに豪雨の中の山歩きとなりました。ザックの中のテントはたっぷりと水を吸っておりました。防水の在り方に問題が有ることが実感しました。また鏡平小屋の乾燥室のありがたさをつくづく感じました。

 水晶岳へは、何度か山行を試みましたがなかなか山頂までは行けていませんでした。今回、やっと山頂に立つことができ、満足しております。
 北アルプスのど真ん中、何も遮るものが無い、360度の展望は最高でした。また登山道に咲いている草花が山歩きを本当に楽しませてくれました。

 今回は、星空の中の槍ヶ岳・穂高連峰の写真を撮りたいと思いチャレンジしました。今一つ納得のいく写真が撮れませんでした。次回、星空の写真に再チャレンジしたいと思います。    
(2015/9/12)

 
 
 内  容 コース概要 (新穂高温泉登山口コース)
 2015年 7月22日(火)
        〜26日(日)
●(行き) 7/22自宅(22:20) ⇒ (松本IC) ⇒ 7/23新穂高温泉P場(7:10)
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<7/23> 新穂高温泉P場(9:40)  → わさび平小屋(11:20-11:40) → シシドウガ原(15:30-15:45) → 鏡平山荘(16:45)<泊>

<7/24> 鏡平山荘(6:35) → 弓折分岐(7:40-7:45) → 双六小屋(9:15-) → (中道ルート) → 三俣山荘キャンプ場(13:00)<泊>

<7/25> 三俣山荘キャンプ場(6:00) → △鷲羽岳(7:20-7:50) → ワリモ北分岐(8:40) → 水晶小屋(9:25-9:45) → ▲水晶岳山頂(10:25-10:50) → ワリモ北分岐(12:15-12:30)  → 黒部源流(14:00) → 三俣山荘キャンプ場(15:30)<泊>

<7/26>三俣山荘キャンプ場(6:30) → (中道ルート) → 双六小屋(10:20-10:40) → 鏡平山荘(12:55-:13:35) → シシドウガ原(14:20-14:30) → わさび平小屋(16:55-17:10) → 新穂高温泉P場(18:35)
---------------------------------------------------
●(帰り) 新穂高温泉P場、温泉:深山荘(20:40) ⇒ (松本IC) ⇒ 7/27自宅(6:20)
 22日:雨(土砂降り)
 23日:午前雨、夕方晴れ
 24〜26日:晴れ
 水晶岳(すいしょうだけ)
  別名:黒岳(くろだけ)
 2,986m

 飛騨山脈(北アルプス)
 新穂高温泉
 単独
  
  
深夜の槍ヶ岳を望む。撮影中夜空を人工衛星が通っていきました
花見平近くの雪渓にて、槍ヶ岳を望む
夜明けの槍ヶ岳を望む。三俣山荘前にて
鏡池より、槍ヶ岳望む


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